株式会社Belongに入社してからのOnboarding体験について

2024-08-14

はじめに


はじめまして。nemo です。 2024 年 7 月に 株式会社 Belong に Backend Engineer として入社しました。

この記事では、入社から 1 ヶ月経った所感と、どのようなオンボーディングのプログラムであったかについて、簡潔に記載できればと思います。 当記事を読むことで、弊社でのオンボーディングについて理解が深まれば幸いです。

オンボーディングの流れについて


まず、入社後は最新の MacBook Pro が貸与され、その初期設定から始めていきました。 初期設定の内容は全て Notion に体系的にまとめられており、ドキュメントに起こすという文化が根付いているという風に感じました。

弊社のバックエンドのメイン言語は Go 言語になりますが、私自身 Go 言語の経験はチュートリアルを一通り終えたのみの状態でした。 弊社では、実際のプロジェクトに配属される前に一通り Go 言語を学ぶためのプログラムがあり、まずは、そのプログラムから取り組むことになりました。

Go 言語のオンボーディングについて


弊社では、インフラとして Google Cloud(以下 GC)を採用しており、バックエンドエンジニアはこのサーバーサイド側の API の開発や運用、更に GC 上のサービスの管理について責務があります。 そのため、バックエンドエンジニアがインフラを触ることも多く、GC と Go 言語の連携に必要な知識を習得する必要がありました。

主にこの Go 言語のオンボーディングプログラムについては、下記の点について学ぶことができたかと思います。

  • Go 言語での Web サーバーの立ち上げ方
  • Web アプリケーションの Cloud Run 上での公開方法
  • Web アプリケーションと GC 上の Pub/Sub とのデータ連携方法

上記の内容は実際のプロジェクトでもよく使用される技術であり、それも考慮がされてオンボーディングプログラムが設計されていると感じました。 また、書いたコードは、全バックエンドエンジニアにレビューいただけることもあり、どういった書き方が Go like なのか理解することができました。 このプログラムが終わる頃には Go 言語にも慣れてきて、次のプログラムに取り掛かり始めました。

担当サービスのオンボーディングについて


私が所属しているチームでは、倉庫管理を主に担当しており、その工程は複雑なものになっており、いきなりプロジェクトに参画しても理解が困難です。そのため、新規に参画したメンバーに対して、速やかにプロジェクトに参画できるように、担当サービスのオンボーディングがあります。

詳細な内容は割愛させていただきますが、主に下記のような内容を学ぶことができました。

  • サービスのアーキテクチャ
  • 開発環境の設定
  • 開発フローのルール
  • 開発の留意点 / コード規約
  • データベースのスキーマ

上記のオンボーディングを進めていく中で、実際のシステムの使い方についても手を動かすため、効率的に学ぶことができたかと思います。 また、最終的な課題としては、実際のプロジェクトをクローンしたものについて、与えられた要件について API の開発を実施しておりました。 開発したコードはシニアエンジニアにレビューいただき、非常に勉強になります。

実際のコードを読み解きながら実装を進めるため、実際のプロジェクトに近い形での開発体験になったかと思います。

現地でのツアーについて


私が携われるサービスのお客様は倉庫で実際に働かれている方になります。そのため、現場メンバーとのコラボレーションが必須であり、密なコミュニケーションが必要になります。 オンボーディングプログラムには含まれていないですが、弊社では年に 2 回全社集会があります。そのイベントに合わせて、実際の倉庫での現地ツアーにも参加し、どのように弊社で扱っている商品が各工程を通過していくのかをご案内いただきました。 ツアーを通して、システムの使われ方のイメージがより明確になったかと思います。

1 ヶ月経った所感について


オンボーディングは 1 ヶ月ほど経つと終了し、無事今月からプロジェクトに参画することになりました。最初の 1 ヶ月の所感としては、とにかく新しい環境になれるために、知識を習得し良い意味で忙しく充実していました。 また、オンボーディングの内容も実際にシステム開発する際に求められるものが多く、良いオンボーディング体験になったのではないかと思います。 他に入社して驚いた事は、社内勉強会の多さで、フロントエンド、バックエンド、インフラストラクチャそれぞれに勉強会があります。勉強会への参加は任意で、自分が興味を持っている分野に自由に参加可能です。

おわりに


本記事では、弊社エンジニアリングチームでのオンボーディング体験について記載致しました。 私は今までに数社でのお仕事の経験がありますが、これだけオンボーディングのための情報が整理されている企業様は他になかったのではないかと思います。

最後に、Belong では、共に働くエンジニアを募集しています。新しい技術に興味がある方、Go 言語での開発に興味がある方は以下リンクもご参考いただければ幸いです。 Entrance Book