Belong が Data Engineering Summit 2026 にブース出展しました
こんにちは。株式会社 Belong にて Data Platform チームに所属する Shuhei です。
Belong は「大切な人に誇れる、次なる価値を届けよう。」をミッションに、中古スマートフォン・タブレットの販売・買取・レンタル事業を展開しています。個人のお客さま向けには「にこスマ」「にこスマ買取」を、法人のお客さま向けには「Belong One」を提供しています。
はじめに

2026 年 10 月 9 日(金)、東京駅直結の東京建物 ぴあ シアター&カンファレンスで、Findy さん主催の Data Engineering Summit 2026 が開催されました。テーマは「AI 時代のデータ利活用と基盤構築」です。
Belong はスポンサーとしてブースを出展し、Data Platform チームの kobori が「自立型データ基盤を目指してメタデータを整える」というタイトルで 40 分のセッションにも登壇しました。

上の写真は、登壇中の kobori の様子です。
私はブースの出展準備を担当させていただき、当日は朝から夕方までブースへ来てくださった方とコミュニケーションを取らせていただきました。ブースに立ち続けていたので、多くの方と対話させていただくことができました。この記事では、準備から当日の様子までを紹介します。
出展に向けた準備
およそ 3 か月の準備期間で下記のことに取り組みました。
まずこのイベントに出展する目的を Belong をより多くのエンジニアに知ってもらうこと と定め、その目的に沿うコンテンツは何か、来場してくださった方の目を引くのは何かを話し合い、方針を固めました。
その後、決めた方針に沿うように具体的なコンテンツに落とし込み、少しずつ形にしていきました。Data Platform チームだけでなく、広報・人事やほかのエンジニアにも加わってもらい、企画やコンテンツの制作、発注先の選定、発注作業までを分担して進めました。


「Belong って何の会社?」に答えられるブースへ
Belong は今年、同じく Findy さん主催の AI Engineering Summit Tokyo 2026 にも出展しています。そのときの振り返りで大きかったのは、「Belong って何の会社?」という問いに十分に答えきれなかった、という反省でした。ノベルティ企画の参加条件を凝りすぎて、肝心の会話にたどり着く前に、来場してくださった方を足止めしてしまった場面もありました。
そこで今回は Belong のプレゼント企画と銘打ち、「アンケートボードに回答していただいたら、お好きな Belong オリジナルノベルティをプレゼントさせていただく」というシンプルな導線としました。その分、回答をきっかけに生まれるコミュニケーションを大切にしました。ボードの設問をきっかけにブースへ来てくださった方の取り組みを伺いながら、Belong のことも知っていただくことを目指しました。


用意したもの
A1 ポスター: Belong のデータ基盤の全体像
Belong の Data Platform チームが日々開発・運用するデータ分析基盤のアーキテクチャ図です。A1 サイズのボードとして作製することで、来場してくださった方々の目を引く良いコンテンツになったかなと思います。

アンケートボード 2 種
会話のきっかけを作りつつ、来場者の皆さまがデータ基盤とどう向き合われているかも知りたいと考え、2 枚のボードを用意しました。
- Q1. 貴社のデータ基盤・エンジニアリングの AI 活用のフェーズは?: 設計・モデリング、開発、運用、カタログ・メタデータ管理、データ分析の 5 領域について、AI 活用の成熟度を 4 段階からシールで答えてもらう
- Q2. 今、一番頭を悩ませている課題はどれ?: データ品質、活用・要件、属人化・運用、その他の 4 つの欄に、付箋で一言書いて貼ってもらう
中古スマートフォンの価格推移ダッシュボード
ブースに用意した iPad では、andrew が作ったダッシュボードを表示していました。価格推移のグラフや主要なメトリクスなど、中古デバイスを扱う Belong ならではのコンテンツだったと思います。
ノベルティ
声かけのきっかけになるように、にこスマのマスコットキャラクター「にこぱ」ステッカーや会社紹介のチラシをはじめ、バッグハンガー、モバイルスタンド、充電器、スマホクリーナーなど Belong オリジナルのノベルティを様々用意しました。これらを入れてお渡しするバッグも、Belong とにこスマのロゴ入りのオリジナルトートバッグです。

ブースで関心を寄せていただいたこと

Belong のブースで足を止めていただいた方からは、様々なご質問をいただきました。多かった質問は以下の 3 点です。
- Belong という会社: どんな事業で、どんなデータを扱っているのか、何人で開発しているのか
- 技術選定の理由: なぜ dbt を使っているのか、Google Cloud のサービス(例えば BigQuery sharing(旧 Analytics Hub)や Datastream)をどう使っているのか
- メタデータとデータ管理: dbt と Knowledge Catalog の使い分け、マスタデータの管理、データの鮮度をどう定義して監視しているか
いただいたご質問を通して、Belong について多くの方に知っていただけたのと同時に、Belong のデータ分析基盤の工夫もお伝えできたのではないかと、手応えを感じました。
アンケートの結果
ありがたいことに、今回用意したアンケートボードはご好評をいただき、Q1「貴社のデータ基盤・エンジニアリングの AI 活用のフェーズは?」には一日を通して約 300 枚のシールを貼っていただきました。ご協力いただいた皆さま、ありがとうございました。
領域ごとの回答の割合は次のとおりです。マスの境目に貼られたシールは、どちらにするか決めかねての回答と考え、隣り合う 2 つのマスに 0.5 枚ずつ数えています。
| 活用領域 | 未着手・検討中 | 試行中・個人で利用中 | チームで利用中・標準化 | 本番環境で自動化・全社展開 | 回答数 |
|---|---|---|---|---|---|
| 設計・モデリング | 10% | 27% | 41% | 22% | 69 |
| 開発 | 3% | 17% | 60% | 21% | 72 |
| 運用 | 21% | 17% | 35% | 27% | 56 |
| カタログ・メタデータ管理 | 25% | 25% | 35% | 16% | 51 |
| データ分析 | 7% | 26% | 35% | 32% | 56 |
※ 割合は四捨五入しているため、合計が 100% にならない行があります。
「開発」は最も AI 活用が進んでいた領域で、約 6 割の方が「チームで利用中・標準化」と答えてくださいました。SQL や Python のコード生成は、すでに多くのチームで当たり前になっているようです。「データ分析」は「本番環境で自動化・全社展開」の割合が 32% と最も高く、自然言語でデータを分析できる仕組みを使い始めている組織も多いことがわかりました。
一方で、「カタログ・メタデータ管理」は「未着手・検討中」が 25% と最も高く、「本番環境で自動化・全社展開」は 16% と最も低い結果でした。kobori の登壇でもメタデータの整備を取り上げましたが、多くの方が同じテーマにこれから取り組もうとしていることを実感しました。
振り返りと次回に向けて
会場は一日を通して多くの方で賑わっていました。セッションの合間に展示エリアへ人が集まる時間帯も、運営の皆さんがきめ細かくご案内してくださったおかげで、私たちも安心してブースでの対応に集中できました。
ブースの運営では、次につながる気づきがいくつもありました。
- アーキテクチャ図は多くの人の目に留まった: 多くの方はアーキテクチャ図があると自然と目を留めてくれました。図をきっかけに話が盛り上がることもありました。
- アンケートボードによるコミュニケーションは正解: 声をかけると、ほとんどの方が快くアンケートに答えてくださいました。そして、アンケートのおかげで、当初大切にしたいと考えていたコミュニケーションへつながりやすかったです。
- バッグとチラシは便利: バッグがあるとノベルティ等をまとめて渡せますし、チラシは会社概要をご説明させていただく際に効果的でした。
- コミュニケーションを通じて得た学びはすぐメモ: 会話の中でこちらが勉強させていただくことも多かったです。そのようなときにはすぐにメモをとっておき、後でチーム内でも共有できるようにしました。

おわりに
Data Engineering Summit 2026 への出展を通して、データ領域に向き合う多くの方と直接お話しできたことは、大きな刺激になりましたし、Belong にとっても私自身にとっても大きな収穫がありました。
このような機会を用意してくださった Findy さん、ブースに立ち寄ってくださった皆さま、準備から当日まで協力し合った Belong のメンバーに、心から感謝いたします。
Belong のデータ基盤や Data Platform チームに興味を持っていただけた方は、エンジニアリングチーム紹介ページ をぜひご覧ください。
