ペア輪読会を振り返って
2025-12-10
はじめに
そろそろ年末ですね。 Belong で Software Engineer として働いている、suzu です。 今回は 去年の12月から、今年の6月末にかけて行った「ソフトウェアアーキテクチャの基礎」のペア輪読会を振り返りたいと思います。
モチベーション
- 購入したものの積読となってしまっていた、「ソフトウェアアーキテクチャの基礎1」を読破したい思いがあった
- そこで、同僚の nakasei を誘い輪読会を企画
- 当時社内輪読会はアクティブに行われていなかったので、気軽に始めるべく二人でやる形とした
実施内容
- 担当者は輪読会までに(およそ1章分)大まかに話せるくらいに読み込み、Notionにまとめノートを用意
- 担当者が発表する
- 聞き手が質問や軽い感想を述べる
- 気になったところについて軽く調べたり議論する
- 書籍を受渡してバトンタッチする
実施形態について
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1回30分で時間配分は以下
- 発表時間 15~20分
- 質疑応答 10分
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1章から20章までを輪読
- 21章以降は内容的に輪読不要と判断したため。
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どの程度進めるかは内容を見て相談していた
- 軽い内容だから少し多めにとか、ここは難しいから細かくする、など。
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実施場所について
- 共に出社の時
- 会議室で対面
- 場所が異なる際
- Google Meetを繋げて実施
- 共に出社の時
ノートについて
- Notionにノートを用意していた理由としては
- メモを記載できるから
- 書籍が自身が所有する一冊しかなく発表資料が必要であったため
- リモートの際の情報共有に利便性があったため
実際のサンプル
19章:アーキテクチャ決定に関するアンチパターン
### グラウンドホッグデーアンチパターン
資産防御アンチパターンを克服すると発生しがち
決定理由がわからないため、なぜ決定されたのか議論されてしまう
名前の由来は同じ日を繰り返すループものの映画
一般的なビジネス上の根拠
- コスト
- 市場投入までの時間
- ユーザー満足度
- 戦略的なポジショニング
振り返って
- 改善可能な点としては、輪読会をするのであれば、社内書籍として購入するのも良かったかも
- 2人だったので、お互いの都合に合わせて柔軟に予定変更ができたのは良かった
- 負荷にならない程度の運営を心がけていたので、気兼ねなく続けられた
- リスケで週を跨いでも良い、曜日や実施形態なども柔軟にする、という形だった
- (特に発表担当時)強制力が働くことと、章を区切って読み込むので、一つ一つ理解に集中できた
まとめ
年の瀬ということで今年行った輪読会について振り返ってみました。
皆さんも是非、輪読会を企画して、読みたい本を解消してみてはいかがでしょうか?
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