渡航補助プログラムで初渡航 & Next'24 に参加してきました!

2024-04-22

はじめに

Belong では今年からカンファレンス渡航補助プログラムはじめましたの記事の通り、エンジニアのカンファレンス参加を補助する制度を設けられました。

その第 1回目として、Google Cloud Next'24 に以下 3名で現地参加してきました。

この記事では、今回の渡航プログラムを通しての感想や体験したことを共有をします!

体験記

ke-no さんと私はラスベガスが初という以前に渡航自体が初めてでした。

今回はホノルル空港を利用し、行きは 13時間、帰りは 15時間半といういきなり長時間フライトでした。 行き帰りでフライトの時間にかなり差があると感じたのですが、これは西へ向かう際(今回では帰りの方向)に偏西風に逆らうため差が生まれるらしいです。

機内は思ったより寒かったです。ブランケットと枕の提供がある時とない時があったので、何か羽織れるものがあると安心だと思います。 また、機内食は思った以上に美味しかったです。軽食で配られたホノルル・クッキーも美味しかったので、帰りに空港でお土産として購入しました。 なお、お土産に関して、ハワイは店内でかなり見た目的にもお土産感!が強い商品が多くわかりやすかったのですが、ラスベガスでは何を買って良いのか非常に悩みました...。 タイミングがなく今回は購入できなかったのですが、個人的にはラスベガスにしかない Ethel M. Chocolates というのが気になったので、今後行く機会がある方いれば参考にしてみてください。

ラスベガスに向かう際に途中でホノルル空港で乗り継ぎをしましたが、乗り継ぎ時間が少ない中フライトが遅れた上にわからないことも多く、すごくドタバタしたのが記憶に残っています。 余程慣れているということでなければ、余裕をもって乗り継ぎ時間を確保することをおすすめします。今回結果的に ke-no さんと私は空港内を全力ダッシュすることになりました...。 また、後から見たのですが、空港での保安検査をスムーズに通過するためにあたりを事前に読んでおくと良さそうです。 特に知識がない状態だったため、もたつきました。

  • Laptop は入っているかと聞かれるので、あれば出して別のトレーに入れる
  • 上着やポケットの持ち物も指示があるので、トレーに入れる
  • 靴を脱いでいないと「Shoes!」と怒られるので脱いでトレーに入れる
    • 前の人を見ていれば普通に気づいたと思うのですが、なんとか飛行機に乗れそうとホッとしていたタイミングでボーっとしていました...

その他、以下のようなトラブルもありましたが、なんとか乗り越えることができました。

  • 入国審査の入口を間違える
    • 間違って Global Entry の場所に入ってしまい進行できず
  • 自動チェックイン機でエラーになりチェックインができない(恐らくチェックインの締め切りを過ぎていた)
    • 「このチケットの便に乗りたい」というのをヘルプカウンターで伝えたらなんとかなりました

その後、無事ハリー・リード空港に到着し CTO と現地で合流しました。 ホテルへ向かうタクシーに乗ってまず思ったことが、右側通行&道路が広い!でした。片側だけで少なくとも 4車線、多いところでは 6車線くらいもあり驚きました。 渡航前にレンタカーなんていうワードが入っている記事もチラッと見ましたが、正直初見じゃ運転できる気がしませんでした...。

食事は基本的にレストランを利用していましたが、一人当たり日本円にして 3000円($20)を超えることがほとんどでした。 水やちょっとした軽食も高いと感じることが多く、米国の物価高と円の弱さを肌で感じました...。 帰国後 ke-no さんと「自販機の水が $1 で買えてなんならお釣りが来るぞ」なんて話もしました :)。 支払いに関して、チップも含めて今回は基本的にどこもクレジットカードが利用でき、振り返ると現金が必要だったのはカジノくらいだった気がします。 また、チップは伝票上で Gratuity の項目に 20%前後の額を記載している場面が多かったです。チップは日本にはない文化なので新鮮でした。

day1_keynote_entrance
マンダレイ・ベイからの景色: 小さくて見づらいですが、道が広いです
lunch
ランチ: ラスベガスで最も食べたのはハンバーガーでした
venetian
ベネチアンホテル内: 一瞬外に出たかと思いました
sphere
Sphere内: 曲面のスクリーンに加え音や振動もあり迫力ありました

現地の観光を楽しみ、その後は今回の目的である Next'24 に参加しました。

今回は生成 AI を中心した発表が主でした。Belong 社内で生成 AI の実運用レベルでの活用はまだない一方でこういった観点で活用ができるのではないか?という話も出始めている状況で、今回の参加から ヒントやアイデアを得ることができるのではないかと期待して臨みました。

初日の Keynote は現地時間で 9時からでしたが、8時半には既に Keynote 会場入口付近にはすごい人だかりできており、イベントとしての盛り上がりを感じました。 Keynote 会場への行列の半分くらいに差し掛かるあたりでスタッフから満員のアナウンスがあり、残念ながら初日は会場に入ることはできませんでした。

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初日の Next 会場への様子
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2日目の Keynote 会場の様子

各セッションを通して、今回新しく紹介されたサービス以外にも知らなかったことに触れる良い機会になったと感じています。 正直、自分の中でかなり知識の更新や情報のキャッチアップ遅れているなぁと肌で感じました...。 なお、各セッションではリアルタイムの英語字幕(キャプション)を見ることが出来ました。耳だけでも単語単語を拾って何となくは理解できるのですが、 聞き取れないことも多かったので字幕に助けられました。

expo
Expo 会場: Google Cloud のサービス紹介や Innovator Hive、企業のブースなどがありました

2日目のセッション終了後は、ホテルの隣りにあるアレジアント・スタジアムにてパーティーが 開催されました。会場内では飲食の提供のほかライブバンドの演奏などが行われ、会場内は大きな盛り上がりを見せました。 あまりこういったイベントに参加したことなかったので、これも貴重な経験になりました。

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最終日にアンケートに答えて Google Cloud の Tシャツをいただきました。既に XXL か XXS のどっちしかなかったようなので、XXL と答えました。 渡してくれたのはとてもガタイの良い方だったのですが、受け取った際にちょっと大きいかなぁ...?という顔をしていたら、笑顔で「ジムへ行って筋肉をつけろ!」 とラットスプレッドポーズを取って背中を押してくれた(?)のが印象に残っています :D

また、初日と最終日の夜は Japan Session & Reception があり、日本の企業の方々と交流する機会がありました。 生成 AI に関連して既に動き始めたところもあれば、まだ有効に使えるかどうか検討中というところもあり、様々な意見を聞くことができました。 こういう交流の際に知っている会社と思ってもらえるよう露出の機会は今後増やしていきたいなぁという気持ちになりました。 また、会社をアピールするものを持っていくと良いかもしれません。今回 CTO が Belong Tシャツ・パーカーを着ていましたが、知っている方から話しかけられたり等一定の効果はありそうな気がしました。

振り返り

  • 英語でもっとコミュニケーションを取れるようになりたいと感じた
    • 伝えるだけならば伝えようとする気持ちがあれば英語ができなくても案外なんとかなりました
    • 一方でスムーズに理解してやり取りをするという点では正直歯が立たなかったです
    • Expo 会場でも日常の場面(レストランなど)でももっと話せたら楽しめた・スムーズだったと思う場面も多く、次に渡航の際にこの気持ちを活かせたらと思っています
  • 渡航時にトラブルもありましたが、全体を通して楽しいかつ刺激的な経験になりました
    • 観光も含めて純粋に楽しかったです!
    • Next では、自分の中の知識が古いことに気付かされたり、何か使えないかなと考える良い機会になりました
  • 普段使う機会は無くても交流の場があれば名刺は持っていきましょう
    • 社内の Eng ということもありそもそも私は名刺を持っていなかったのですが、やはり交流の場ではあったほうがスマートです

おわりに

このような個人では参加のハードルが高いカンファレンスに会社から参加する機会をいただけたことに非常にありがたく思います。

今回の記事で紹介をしたように Belong ではエンジニアの成長を支援する取り組みも積極的に行われています! ご興味をもっていただけましたら、以下リンクをぜひご覧いただければと思います。